「贖罪」(しょくざい)はデビュー作「告白」文庫版が200万部を突破し、映画も大ヒットを記録した湊かなえの3作目の小説。 連鎖する悲劇を5人の女性の視点で描き、人間 続きを読む 作品が次々に映像化されている湊かなえさんの小説「贖罪」について、あらすじからラストまでのネタバレ、気になる南条のその後などについて書いていきます。 湊さんらしい、良い意味で後味の悪い作品です。 とある田舎町で起きた殺人事件がきっかけで、現場に居合わせた当時小学生だった女性四人の人生が大きく狂い、それぞれが独白していくというスタイルで物語が進行します。
Huluで配信されているWOWOWのオリジナルドラマ「贖罪(しょくざい)」をご紹介していきます。友達と遊んでいた娘がひとりだけ連れ去られ、殺されてしまった事件。母親は、大人になった娘の友達のもとを訪れ、贖罪を要求する。ネタバレ注意!
5人の主人公たちがそれぞれ自分の人生の出来事を語る形式で構成されており、一人称で語る独白タイプの作品なので湊かなえの良さが存分に発揮されている。視点が変わっていくことによって、登場人物たちの印象も少しずつ変わっていくのは一人称作品の醍醐味であると共に湊かなえ作品の醍醐味でもあると思う。ちなみに英訳版(英語の題名『penance』)がエドガー賞候補ということで、本書を読んでみたのだが、難しかった … 12.3 湊かなえのドラマ化作品おすすめランキング|3位(31Pt)『Nのために』(2010年) 12.4 湊かなえのドラマ化作品おすすめランキング|2位(35Pt)『贖罪』(2009年) 12.5 湊かなえのドラマ化作品おすすめランキング|1位(43Pt)『リバース』(2015年)