担当者によると、市京セラ美術館は施設の総称(通称)で、リニューアル後も登記や書類上の表記は「京都市美術館」のまま残るといい「通称は50年という期間限定で、市美術館という名前がなくなるわけではない」と話す。 「京都市美術館」は、我が国における公立美術館の先駆けとして開設され、京都画壇の作家をはじめとする多数の作品を収蔵するとともに、各時代における重要な展覧会を数多く開催するなど、日本の美術、文化振興に大きな役割を果たしてこられました。

京都市美術館は、日本で二番目にできた公立美術館です。 岡崎疏水沿いの、平安神宮の大鳥居のすぐ横に大きな敷地を持っています。 2020年には京都市京セラ美術館として、リニューアルオープンしました。 のびのびになっていた京都市美術館がリニューアル工事を終えてやっと開館しました。名前も冠をつけて京セラ美術館です。50年間のネーミングライツを京セラが買ったそう… 日本文学を下敷きに独自の作品世界を築いた孤高の日本画家の展覧会「これからの日本を考える 中野弘彦展―無常―」が、2019年8月25日まで「何必館・京都現代美術館」で開催されています。 京都・祇園にたたずむ美の殿堂の詳細と、展覧会のレポートをお届けします。