「新卒採用者と中途採用者、どちらが自社に適応しているかを確認したい」という問題意識があったとします。その場合、例えば以下のようなアプローチで分析を行うことができます。(1)新卒採用者と中途採用者、双方に「あなたは、この会社で自分の能力を発揮できていますか」という項目について、リッカート形式の5件法(5点:あてはまる/4点:ややあてはまる/3点:どちらともいえない/2点:ややあてはまらない/1点:あてはまらない)でアンケートを行う(2)アンケート結果について、新卒 … アンケート結果を活用するには、適切な方法で集計することが重要です。代表的な集計方法について解説するので、アンケート結果の集計に役立てましょう。アンケートの集計方法についての詳細は、「アンケートの集計はどのように行う?手段や方法についてのまとめ」をご一読ください。 アンケート調査結果の分析時、評価の差の判断目安として利用される有意差検定。 「有意差あり」のすべてが「意味のある」差、ではありません。 調査結果から正しい判断を下すための有意差検定のツボ、おさえておきましょう。 2群の差の検定とは、A群とB群で結果に差があるかを比べるものです。例)喫煙群と非喫煙群で肺活量に差があるかどうか比べる・・・など このように単純な比較に思えても、データによって選ぶべき検定方法が違います。2群の差の検定方法の選び方をフローチャートで示します。 ①まずは比較したいデータが「比率尺度」か「間隔尺度」かを確認します。MRCやMMTなど、順序ではあるが間隔が一定ではない尺度である「順 … あなたの手元に2群のデータがあったとき。 2群間の比較ではどんな統計解析をすればいいのか・・・ と、途方に暮れることがありますよね。 私も統計を仕事にする前の大学生のころ。 「このデータで何をすればいいのか・・・」と途方に暮れっぱなしでした。 教えてください。研究に使用したいのですが、150名程度のアンケート結果と20名のアンケートの比較方法を教えてください。去年と今年のアンケート結果を集計・比較分析するのにどの検定方法を使用したらよいのかわかりません・・・。(1)15 アンケートは「毎日運動する=1,週4回以上運動する=2,週2〜3回運動する=3,週1回運動する=4,全く運動しない=5」という5段階で得点化しました。運動指導前後のアンケート結果に差があるか実際に比較 … 関連エントリ ・統計的検定の考え方 - 大人になってからの再学習 ・カイ二乗検定 - 大人になってからの再学習 今回は、t検定の具体例を紹介してみる。 はじめに何かの実験を2回おこなった場合、その結果がまったく同じになることはほとんどなくて、程度の差こそあれ違う結果が得られる。